高蒔絵、平蒔絵、研ぎ出し蒔絵を上手に使い、秋の山の奥行きを上手く表現している秀作です。 手前の竹や木々はくっきりとキレのある高蒔絵で、奥にあるカエデや山は研ぎ出し蒔絵でぼかした表現にするなど、蒔絵だからこそ出来る遠近法です。見入ってしまう作品です。
Miki Hyoetsu used several different lacqued technique and expressed a feeling of depth very well.
12.5cm-26.5cm-4.5cm(h)
12.5cm-26.5cm-4.5cm(h)